食用油には動物性と植物性がありますが、常温で液体状のものを総称して食用油といいます。サラダ油、てんぷら油などがあり、一般的には大豆油、綿実油、ごま油などを精製し、単独あるいは混合して製品にしたものをいいます。
食用油は日光や空気、加熱によって酸化腐敗します。開閉後は密閉して冷暗所で保存します。
【サラダ油】
主としてサラダに使う目的で精製し、生で食べられる植物油のこと。加熱して蒸発する成分や冷やして固まる成分はほとんど取り除いてあり、においが軽く、味に癖がないのが特徴。原料によって大豆油、綿実油、コーン油、オリーブ油、サフラワー油などがあります。
【てんぷら油】
精製植物油の一般名称で、サラダ油より精製度の低いもののこと。揚げ物に使われ、油の持っている風味が生かされます。
【オリーブ油】
オリーブの実からとった油で、コクと香りが高いのが特徴。ブイヤベースやパスタ、サラダやマリネなどによく使われます。
【ごま油】
油の中でも最も特徴的な強い香りを持っていて、中国料理には欠かせない油です。少量使うと料理の仕上げの風味付けになります。



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